総合政策学部OBからメッセージ

大学の部活はどんなものだろう
やっぱり恐いものなのかなとおもっていたから
道場の扉を開けることを躊躇した。
けれども、入ってみたら優しくて剣道がとても好きな先輩ばかりで拍子抜けしたことを覚えている。
 
モップがけを始め杏園祭準備片付け等、「あれをやれ、これをやれ」と言わず先輩自ら動き、行動で模範を示してくれた。
常にプラス思考で周りも全部引っ張ってくれた。
4年生の先輩達も忙しい時期でも学校が終わる頃でも稽古をしてくれ、試合も一緒に戦ってくれた。剣道が好きで剣道部をすごく好きな先輩たちと剣を交えることができ、とても良かったと思う。
 
また、自分が上級生になり後輩ができた。
素直でまっすぐでまじめで剣道に対する想いも剣道への取り組みも素晴らしい後輩たちが剣道部に入ってきてくれた。
先輩の昇級・昇段審査にも自分は審査がなくても嫌な顔をせず来てくれ、尚且つアドバイスをくれる後輩や先輩にもだめなことはだめとちゃんと伝えることができる後輩、剣道部の親睦会で積極的に動いてくれる後輩、女子剣道部が途絶えてしまってから入部してひとりで頑張ってくれた後輩、誰に対しても自分の意見をしっかり伝えることができる後輩、試合で上級生が相手でも気負けせず果敢に戦っていくことができる後輩たちで勇気と笑顔をいつももらった。
 
そんな後輩たちに自分は与えてもらっているばかりで先輩方のようにすることもできず、かっこいいところも何一つ見せることはできなかったけれどもよくついてきてくれたと思う。
 
自分は大学で本当に良い先輩、後輩に恵まれたと思う。
剣道部に入って良かったと改めて思う。
部活をやっていく上でつらいことももちろんある。
やめてしまいたいとも思ったこともある
けれども、剣道部を続けて良い出会いはたくさんあった。
これからの人生にも剣道部という土台があるから、どこにいってもなにがあっても楽しくいけると思う。
 
試合前のドキドキもほかのことをやっていたら
味わえなかっただろう。
 
 
 
大学最後の試合での後輩たちがつないでくれた剣道を一生忘れることはないだろう。
 
 
 
自分は杏林大学剣道部に入って本当に良かったと今、思う。
 
 
 
 
 
 
新入生へ
 
人それぞれやりたいこと、やってみたいことがあると思う。
 
大学4年間というのは長いようであっという間に終わる。
 
好きなことがあればおおいにやればいいとおもう。
 
もし、それが剣道であれば
 
杏林大学剣道部で好きを伸ばしていってもらえたら幸いです。